エアータンクのドレン抜き、ちゃんと出来ていますか?

ドレンとは? なぜドレン処理が必要?

エアブローの際、エアガンから急に水が出てきて、驚いたご経験はありませんか?

その水はドレンと呼ばれるものです。

ドレンとは、コンプレッサーに吸い込まれた水蒸気を含む空気が圧縮され、大量の水分を含んだ高温の圧縮空気となった後に、エアータンクや配管等で冷やされていく過程で結露し溜まった水分のことを指します。ドレンには、空気中に含まれているチリやホコリが溶け込んでいたり、給油式コンプレッサーの場合には油分が含まれていることがあります。

そんなドレンがエアータンクや配管内に溜まってしまうと…

・エアブロー時に吹き出し製品を汚してしまう

・エアータンクの内容量が減り、コンプレッサーに負荷がかかる

・シリンダーや電磁弁等のエアー機器の不良や故障の要因となる

・エアータンクや配管内部が腐食する

といったさまざまな問題が発生するため、定期的にドレンバルブを開放してドレンを排出(ドレン抜き)する必要があります。

しかし、手動でのドレン抜きの場合には

・いちいち操作するのが面倒

・ついついバルブの開放を忘れてしまう

といったことが起こりがちです。

ドレン排出

ドレン排出

ドレン排出

※定期的にドレン抜きを行っていなかった場合、このように大量の水(ドレン)が排出されます。

そこで今回は、必要不可欠なドレン排出を簡単に、忘れずに行うことが出来る商品をご紹介いたします。

電源不要!省エネ・省スペース・毎日のメンテナンス不要!

今回ご紹介するのは、前田シェルサービスのオートマチックドレン排出バルブ エクセル・AD-24-Aです。

AD-24-A

ドレン排出を自動的に行うことで、ドレンの抜き忘れにより生じるトラブルを未然に防ぎます。

その特徴は

①電源不要

エアーの圧力だけで作動するため、経済的かつ設置場所を選びません。

➁省スペース

軽量小型のため狭いスペースにも設置出来ます。(幅160×奥行100×高さ200mm)

③簡単設置

ドレン排出部分をウレタンホースとつなぐだけ、誰でも簡単に設置出来ます。

④丈夫で長持ち!なのにメンテナンスも簡単

メカニカル部分がドレンに触れない上方にある構造のため、故障しにくく長寿命。

メカニカル部

また、汚れ具合に応じて時々異物除去用手動バルブを開いて掃除するだけの楽々メンテナンスです。


因みに、油分を含んだドレンをそのまま工場排水として流すことは、環境破壊につながるだけでなく、水質汚濁防止法などに抵触する恐れがあります。

ドレン処理機を用いた自動ドレン処理システムのご提案も出来ますのでぜひご相談ください。

自動ドレン処理システム

ドレン浄化装置清流
ドレン浄化装置 清流

※国が定める水質汚濁防止法許容値油分濃度5ppmを完全にクリアし、地方条例で定められる3ppm以下の排水を実現します。

ドレンのことなら九州ものづくりナビまで

いかがでしたでしょうか。

当社では、コンプレッサーから周辺機器まで幅広く取り扱っており、さまざまなトラブルに対して適切なご提案をさせていただくことが可能です。

「うちの工場ドレン抜きしてないかも!?」と思われた方は、ぜひ九州ものづくりナビまでお問い合わせ下さい。