【THK製品をバージョンアップ!】「壊れる」「困った」をお知らせします!

機械部品の状態の「見える化」、できていますか?

LMガイドやボールねじをはじめとした各種機械要素部品はご周知の通り、その1つ1つが工場や製造現場の装置を安全かつ確実に動かすために必要なものです。

逆に言うと、不具合や故障が起こったらその部分を速やかに特定して対応することが必要になりますし、そうならないような予防保全も必要になってきます。

しかし、故障部分の特定は時間を要するもので、熟練者の経験と勘に大きく頼る場面も多くなります。

またこういった部品のメンテナンスも同様で、やはり熟練者の経験と勘に頼るケースが多くなっていることでしょう。

更に今後の予防保全に役立てようと故障やメンテナンス箇所のデータ解析を行いたくても、そもそもちゃんと収集もできていないケースも多く、解析まで着手できていないという方もいらっしゃることと思います。

今回はそういったお悩みをお持ちの方にお役に立つIoT商品のご紹介です。

お持ちのTHK製品の状態を「見える化」するIoT商品のご紹介!

今回ご紹介するOMNI Edgeは、THK製のものになりますのでTHKのLMガイドやボールねじなどの製品限定にはなりますが、これらにセンサをつけて部品の状態を数値で「見える化」するシステムです。

THK SENSING SYSTEMと呼ばれる部品の状態を可視化するシステムにより、主要部品であるLM ガイド、およびボールねじの損傷状態をデータとして取得、可視化することができるようになります。

THK SENSING SYSTEM

これらは現場の装置に後付けすることが可能です。

そしてシスコシステムズのエッジコンピューティングルータ、もしくはスマートフォンに集約したデータを、ドコモのモバイル回線を介してセキュアに収集することで、予兆検知を実現します。

このデータ収集から分析までの構築作業は一度導入を行えば自動的に行われるところも特徴の1つ。今までは熟練者の経験と勘に頼っていた作業を誰でも同等のクオリティで行うことができるようになるのです。

また保守運用までトータルでサポート可能ですので、お客様へのご負担を大きく軽減いたします。

部品状態の「見える化」で「壊れる」「困った」を事前察知!

如何でしたでしょうか。

今回はTHK製の機械要素部品の予防保全に役立つIoT商品のご紹介でした。

⼯作機械や射出成型機、ロボット搬送台などを導入されている製造業の方で、設備保全は熟練者の経験と勘で行っているという会社さまも多いのではないでしょうか。

そのような方はぜひこちらのOMNI Edgeをご検討されてみては如何でしょうか。