簡単!手軽に!? ロボットで自動搬送!

手間が掛かる現場での搬送作業

製造・物流の現場において必ず発生する搬送作業。

「手間も人手もかかる現場での搬送作業を自動化したい!」と、お考えの方も数多くいらっしゃることと思います。

しかし、いざ自動搬送を検討してみると

・プログラミングが難しそう

・通路が狭いからぶつかったりしないか心配

・レイアウトが頻繁に変わるので、ルート変更のための工事やティーチングが面倒

といった様な不安や疑問から、なかなか導入に踏み込めない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、今回はそんなお悩みや不安を解消できるTHKの自動搬送ロボット SIGNAS をご紹介します。

SIGNASの特徴とは

SIGNASは、THKが独自開発した走行技術「サインポストカメラ認識誘導式」を採用した、自律移動する搬送ロボットです。

SIGNAS

特徴① 導入が簡単

一般的に普及している磁気テープ式の無人搬送車(AGV)は、走行ルートに合わせてルートテープを床に敷設する必要がありますが、SIGNASは、走らせたい経路に目印となるサインポストを設置するだけ。
本体に内蔵されたカメラで、設置されたサインポストとの距離・方位を計測することで、経路に沿った走行動作(発進/カーブ/スピン/ターン/停止)を制御するため、煩雑なプログランミングやティーチングも不要です。
また、サインポストは壁や天井だけでなく、壁や三角コーンなど至る所に簡単に設置が可能です。

サインポストカメラ認識誘導式

特徴② 手軽にレイアウト変更が可能

磁気テープ式ではレイアウト変更時にルートテープの変更工事が必要となりますが、SIGNASはサインポストを移動するだけで、走行ルートの変更が容易にできます。
特別なプログラミング知識や専門知識がなくても容易に設定を行うことが可能です。

レイアウト変更

特徴③ 安全停止機能

走行上で障害物を検知するLRF(レーザレンジファインダ)とバンパーセンサを搭載しており、進行方向に遮蔽物があれば安全に停止します。


SIGNASは、積載・牽引のどちらにも対応可能で、環境・搬送物にあった搬送方法でご活用いただけます。(最大許容荷重 積載時150㎏/牽引時500㎏)
段差やスロープのある場所、屋外と屋内を行き来するエリアなどでも運用可能で、建築現場や工場内での資材運搬などに活用できます。

SIGNAS事例

SIGNAS事例

SIGNAS事例

搬送や自動化のご相談は九州ものづくりナビまで!

今回は搬送作業を楽にする、THKの搬送ロボット『SIGNAS』をご紹介しました。

「ロボットって難しそう…」と二の足を踏まれていた方も、「思ったよりも簡単に自動化できるかも?」と思っていただけたのではないでしょうか。

疑問や不安に関しても一つ一つ丁寧にご説明させて頂きます。また、実機を使っての実演デモも行っていますので、気になられた方はお気軽にお問い合わせください。